九州旅客鉄道(JR九州)は、2022年秋頃開業に向けて製作が進んでいる西九州新幹線車両N700Sの第一編成がまもなく完成することで12月21日、日立製作所笠戸事業所において報道関係者向けに公開した。
デザインコンセプトは「九州らしいオンリーワンの車両」
エクステリアデザインはコーポレートカラーである赤を配色し、シンボルマークやロゴを配置。
インテリアデザインは「優しい、明るい、楽しい、心地良い、美しい」をテーマに色、形、素材をセレクト。和洋折衷、クラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間を表現。
指定席の1号車は「菊大柄」・2号車は「獅子柄」・3号車は「唐草」、2席+2席の配席とし、自由席は2席+3席の配席とし、グリーン車の設定はない。
長崎方に大型荷物置場を設置している。
「かもめ」は1961年10月から長崎行きの特急列車として運行を開始し、現在まで約60年もの間、親しまれてきた。西九州新幹線としてさらなる飛躍を遂げる。
【取材協力:九州旅客鉄道(JR九州)】