【東武鉄道】蒸気機関車C11形123号機の安全祈願する神事「火入れ式」を開催

東武鉄道は、蒸気機関車C11形123号機の安全を祈願する神事として「火入れ式」を12月24日に執り行った。

火入れ式に先立って組み上がったC11形123号機のお披露目を行うため、根津嘉澄東武鉄道取締役社長・高橋眞由美日光市女将の会会長により除幕が行われた。

火入れ式が開式した。

火入れ式では根津嘉澄東武鉄道取締役社長による点火之儀が行われた。

C11形123号機は日本鉄道保存協会が静態保存していたC11形蒸気機関車を東武博物館が譲り受け、北海道江別市から輸送した。2020年冬の復元作業完成を目指していたが修繕や新規に部品を作製する箇所が想定より多かったことに加えて新型コロナウイルスの影響により復元が2021年冬に遅れた。

2020年11月1日に東武鉄道が創立123周年を迎え、SL事業の飛躍を迎える年であることに加え、日本国内で唯一同一形式による3機体制となることで将来に向かって更なる飛躍を車両番号で表すC11形123号機と車両番号とした。

【取材協力：東武鉄道】