九州旅客鉄道(JR九州)は、2022年秋頃開業に向けて製作が進んでいる西九州新幹線車両N700Sの第一編成がまもなく完成することで12月21日、日立製作所笠戸事業所において報道関係者向けに公開した。
水戸岡鋭治ドーンデザイン研究所代表取締役・三浦淳日立製作所鉄道ビジネスユニットCOO RollingStock Japan笠戸事業所長・青柳俊彦九州旅客鉄道(JR九州)代表取締役社長執行役員の3名によりテープカットを行った。
「かもめ」は1961年10月から長崎行きの特急列車として運行を開始し、現在まで約60年もの間、親しまれてきた。西九州新幹線としてさらなる飛躍を遂げる。
毛筆「かもめ」の書体は青柳俊彦九州旅客鉄道(JR九州)代表取締役社長執行役員の直筆によるもの。
デザインコンセプトは「九州らしいオンリーワンの車両」。エクステリアデザインはコーポレートカラーである赤を配色し、シンボルマークやロゴを配置。
N700S 6両編成(定員396名)。長崎方1~3号車が指定席2席+2席の配席、武雄温泉方4~6号車が自由席2席+3席の配席となる。
Vol.2につづく
【取材協力:九州旅客鉄道(JR九州)】