【阪神電気鉄道】「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」出発式を開催

阪神電気鉄道は、運営する阪神甲子園球場が2024年8月1日に開業100周年を迎えることから、これに伴い8月1日より「阪神甲子園球場100周年記念事業」をスタートさせた。

初年度となる2022年、名作野球マンガとのコラボ企画「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」の運行を開始、甲子園駅において出発式を開催した。

出発式では、「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」を初お披露目した。
8000系6両1編成に、名作野球マンガガ『ドカベン』『巨人の星』『タッチ』『H2』『MIX』『ダイヤのA』 『ダイヤのA actII』『プレイボール』『ROOKIES』の全9作品の名作・名シーン、甲子園の歴史を辿る数々の写真でフルラッピング。
車内には、コラボ企画をポスターにした特別なギャラリー仕様となっており、8000系1編成だけの特別仕様となっている。

谷本修阪神電気鉄道取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長は、「阪神甲子園球場100周年記念事業では『世界に誇れる日本の聖地』へと、存在感を高めていきたい」と意気込み語った。またラッピングトレインに込めた想いとして 「人々の中にある甲子園球場の記憶や思い出を呼び起こしていただきたい」、ラッピングのポイントとして、「『巨人の星』に関しては、阪神電車なので、巨人の星飛雄馬よりも、阪神の花形満を少しだけ大きく描いて貰いました」と語った。
ゲストの太田幸司氏、村田豊喜阪神電気鉄道執行役員都市交通事業副本部長 運輸部長、谷本修阪神電気鉄道取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長の3名によるテープカットを行い、福崎信次阪神電気鉄道運輸部甲子園駅管区駅長が出発発声を行い、ラッピングトレインは出発した。

「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」は、阪神本線(大阪梅田~元町)、神戸高速線(元町~西代)での運行、相互直通運転の山陽電鉄(西代~山陽姫路)でも運行を行う予定。阪神甲子園球場が開業100周年を迎える2024年12月頃まで運行を予定する。