西日本旅客鉄道(JR西日本)は、2019年3月16日より運転するJR神戸線、JR京都線、琵琶湖線の網干・姫路~野洲駅間で新快速の有料座席サービス「Aシート」223系1000番台を2019年2月27日、網干総合車両所において報道関係者に公開した。
命名コンセプトはアルファベットの「A」に複数の意味を込め、快適性という新たな付加価値を提供することをイメージ。快適性を表す「Amenity」の頭文字、路線記号アルファベット「A」、関西弁でええ(良い)シートという意味もある。
外観は特別感を連想させるブルー、連続性を表現した白のラインを入れたブルー帯にシンボルマークを配置した。
車両設備は特急車両並みで683系4000番台、287系と同等の座席。
テーブル付き、リクライニング機能の座席にコンセントを設置した。
快適性を高める客室仕切りを設置した空間に荷物スペースも設置した。
着席料金は500円で別途乗車券、定期券、回数券等は必要となる。
発売方法は乗務員による車内発売で自由に座席が選べる着席サービス。
着席定員は46名、座席のあるエリアは有料で立席不可となる。
12両編成の新快速9号車に「Aシート」を導入、サービス開始時は1日4本運転する。
取材日・取材場所:2019年2月27日 網干総合車両所
【取材協力:西日本旅客鉄道(JR西日本)】