【近畿日本鉄道】2028年度末までに全車両 約1,900両に車内防犯カメラを設置へ

近畿日本鉄道は、列車内の安全性向上と犯罪抑止を目的として、すべての車両へ防犯カメラを設置することを発表した。

7月25日より順次、車内防犯カメラを搭載した一般車両の運行を開始し、2028年度末までに全車両（約1,900両）へ設置することを計画をしており、2024年度からは車内防犯カメラの映像と音声を運転指令などから遠隔で確認できるシステムの運用も開始を予定する。

また、車両のリニューアル工事に併せ安全設備の設置を進めており、車内の緊急時に乗務員と通話ができる装置（非常通話装置）については、1両につき1台から2台へ増設。設置位置をわかりやすく案内できるよう、側扉横に非常用設備ご案内ステッカーを貼り付ける。また、車両を連結して運用する際に、連結部からの線路への転落防止のため、車両の先頭部に転落防止ほろをリニューアル工事に併せ設置する。

※一部の特急車ではすでに設置、運用済※
※画像はイメージ※