東武鉄道は、「2023東武ファンフェスタ」を12月3日に開催した。
2005年の初開催以来コロナ過による中止を除き毎年開催している人気イベントで、2023年は10,000名を事前応募制で招待。そのイベントに編集部は行ってきた。
まず、向かったのは…。
毎年、多くの人が駆け付ける車両撮影会。
車両撮影会は、各回15分入替制の全6回を実施。展示は、左から70090型THライナー、634型スカイツリートレイン、100系スペーシアデラックスロマンスカーカラー、200系りょうもう、8000系811Fを展示した。
また、今回のイベントで注目だったのは、7月15日に運行を開始した新型特急N100系「スペーシアX」の、TOMYTEC TOMIXのNゲージ「東武N100系スペーシアXセット」各パーツだ。
試作段階のものが今回展示され、見学することができたのだ。通常、開発中のものは見ることはできないので、貴重な機会だったといえるであろう。なお。現時点では、発売日などは未定となっている。
イベントでは、その他にも注目されるものが展示された。
東武宇都宮線を中心に運行する20400型にラッピングを施した「ベリーハッピートレイン」が休憩車両に抜擢されたのだ。東武宇都宮線は6月10日から1年間限定で愛称が「いちご王国」ラインとなっていることから、PRのために駆け付けたと思われる。
また、工場棟で行われた車体移動のデモンストレーションには、検査で入場中の東武東上線9000型が使用されたほか、ATカート乗車体験などの体験型イベントを多く実施。
6050型車両の運転体験を訓練線で行ったほか、車掌体験も6050型で行われた。SL検修庫見学では、検査中の「C11形123号機の」姿も見ることができた。
当日は天気に恵まれ、車両撮影会などワクワクするイベントが多くあり、とても楽しい一日となった。2024年に開催されるであろう「東武ファンフェスタ」も今から待ち遠しい。
【取材協力:東武鉄道】