【西日本旅客鉄道】北陸新幹線の金沢～敦賀間が間もなく延伸開業　乗継の最短で所要時間は2時間9分に＜Photo report＞

西日本旅客鉄道（JR西日本）は、北陸新幹線 金沢～敦賀間の延伸開業に先駆け、報道陣向けに試乗会を実施した。

試乗会は、JR西日本が所有するW7系12両編成で行われた。試乗区間は、開業区間と同じ金沢～敦賀間。往復共に「越前たけふ駅」「福井駅」「芦原温泉」の3駅に停車した。福井県内は全駅に停車し、石川県内は金沢駅のみに停車した。

News TRAINS編集部では、編集部のおススメと敦賀駅の様子をお伝えする。

■延伸開業に伴い開業する駅
北陸新幹線は長野～金沢間が2015年3月14日に開業した。2024年3月16日に金沢～敦賀間が開業、石川県内の全駅が開業になり、福井県に4駅が誕生する
・石川県：「小松駅」「加賀温泉駅」
・福井県：「芦原温泉駅」「福井駅」「越前たけふ駅」「敦賀駅」

■「News TRAINS」編集部のおススメ
金沢～敦賀間の沿線は、新北陸トンネルや全国初という新幹線と道路の併用橋「九頭竜川橋りょう」などたくさんの見どころがたくさん。編集部が注目したのは、福井県内の越前たけふ～敦賀間。福井県越前市と南条郡南越前町にまたがる山「日野山」をおススメしたい。

現在は俗に「越前富士」と呼ばれているが、車窓から見る風景も外から北陸新幹線が日野山のふもとを走る姿はおススメの風景と言っていいだろう。

■敦賀駅の様子

試乗会当日は敦賀駅の駅構内の見学をすることができた。敦賀駅は新たに新幹線駅舎を建設し、接続する在来線特急用ホームが設けられた。3階に新幹線ホーム、2階がコンコース、1階は「サンダーバード」「しらさぎ」の発着ホームとなっていて、既存の駅舎とはこ線橋で接続し、新幹線駅側に新たに「東口」を設ける。

ちなみに…新幹線改札には、改札機が19台設けられていて、乗り換え時など乗客が集中した場合でも、改札機一つに集中しないよう配慮されている。たくさん改札機が並んでるのも一つの見どころポイント…かもしれない。

■延伸開業はいつ

北陸新幹線 金沢～敦賀間の延伸開業は2024年3月16日に開業。乗継の最短で所要時間は2時間9分に

【取材協力：西日本旅客鉄道（JR西日本）】