【阪急電鉄】ラッピング列車「トムとジェリー号」をお披露目 マルーンカラーの制服を着たトム達の添乗も 運行は23日から<Photo report>

阪急電鉄は、8月23日から実施する「トムとジェリー×阪急電車」コラボレーション企画のなかの一つ、ラッピング列車「トムとジェリー号」を報道関係者向けに22日に公開した。

阪急電鉄では、2015年からさまざまなキャラクターとのコラボレーション企画を実施しており、2024年は誕生から85周年を迎える「トムとジェリー」とのコラボ企画を実施することになった。

「トムとジェリー号」は、神戸線・宝塚線・京都線の各線に1編成ずつ、計3編成を運行するもので、神戸線と宝塚線は1000系、京都線は1300系にそれぞれラッピングを施し運行する。

報道陣に公開されたのは、宝塚線で運行する1000系「トムとジェリー号」。ラッピングのデザインは、1両目と8両目に各線限定のデザインを施し、トムとジェリーたちとともに阪急沿線各地におでかけするデザインを施した。

車両の先頭に掲出するヘッドマークのデザインも神戸線・宝塚線・京都線の各線でデザインが異なるほか、1両目と8両目に掲出するデザインも異なる。また、マルーンカラーの制服を着たトムとジェリーたちのぬいぐるみが乗務員室に添乗する姿も。

車内でもあらゆるところで、トムとジェリーを楽しむことができる。ポスターなどは各線で共通のものが多いが、車内ステッカーは神戸線でしか見られないものや宝塚線でしか見られないものなども。

今回の企画を担当した担当者は、選定した理由を「トムとジェリーの何気ない笑いや喜びが笑顔いっぱいで沿線を楽しんでいただきたいという阪急電鉄の思いと通ずる点がありました」と話した。

「トムとジェリー号」の運行は、8月23日から2025年3月27日まで。

【取材協力:阪急電鉄】