販売が中止になっていた記名式の交通系ICカード「Suica」と「PASMO」が販売を再開へ 9月1日から

東日本旅客鉄道(JR東日本)・PASMO協議会・東京臨海高速鉄道は、記名式の交通系ICカード「Suica」と「PASMO」の販売を再開することを発表した。

「Suica」と「PASMO」は、半導体不足により、無記名式カードを2023年6月から、記名式カードを2023年8月からそれぞれ販売を中止していた。

定期券など一部カードに限定し販売を続けていたが、半導体の供給が回復し、今後も継続して供給ができる見込みがたったことから、販売の再開を決めた。

ただ、再開するのは記名式の「Suica」と「PASMO」で、無記名式の「Suica」と「PASMO」については直近で調達可能なカードの供給数量が在庫不足になる可能性が高いことから、引き続き販売中止を継続する。

なお、今後の発売状況により定期乗車券等の新規発売、紛失時等の再発行サービス継続に必要な在庫の確保が難しくなった場合は、再度記名式のカードの販売を中止する可能性があるとしている。