東日本旅客鉄道(JR東日本)は、新幹線にドライバレス運転(自動運転)を導入することを発表した。
ドライバレス運転は、2028年度に上越新幹線 長岡駅~新潟新幹線車両センター間の営業列車と回送列車の自動運転(GOA2)、2029年度に新潟駅~新潟新幹線車両センター間の回送列車にドライバレス運転転(GOA4)導入を目指し、地上設備・車両改造の工事に着手する。
■自動運転(GOA2)・・・運転士が列車の全島に乗務する自動運転(営業列車・回送列車)
■ドライバレス運転転(GOA3)・・・係員が乗務するが、列車の前頭に乗務する必要がないドライバレス運転(営業列車)
■ドライバレス運転転(GOA4)・・・係員が乗務する必要がないドライバレス運転(回送列車)
このほか、2030年代頃には東京駅~長岡駅間に自動運転(GOA2)を導入したのち、東京駅~新潟駅間の営業列車のドライバレス運転転(GOA3)、回送列車のドライバレス運転転(GOA4)導入を目指し、検討を深度化していくとしている。
世界初となる新幹線におけるドライバレス運転は、上越新幹線に導入後、次に北陸新幹線、最後に東北新幹線に順次拡大を予定し、JR東日本は「引き続きドライバレス運転の技術開発を進め、世界の鉄道をリードしていきます」としている。