近畿日本鉄道は、新型一般車両「8A系」を報道関係者向けに9月20日にお披露目した。
新型一般車両「8A系」は、どんな車両なのか。News TRAINS編集部では写真でお届けする。
■新型一般車両「8A系」とは


従来の一般車両からデザインを大幅に変更し、近鉄伝統の赤色をより鮮やかした赤とグレーのツートンカラーを採用。「ツートンカラーの近鉄らしさを踏まえ、ご利用の皆さまに身近に、親しみを持っていただける新しいデザイン」としたという。
■新型一般車両「8A系」の車内
内装デザインはイチバンセン 川西康之氏が手掛けており、ベビーカーや大型荷物を持ち込む利用者も着席して過ごせるスペース「やさしば」を、車両中央の乗降扉付近に1両あたり2か所設置。キャリーバッグ・やスーツケースなどのキャスターのひとつを掛けて荷物を動きにくくするストッパーを設置している。






■新型一般車両「8A系」の導入計画

2024年度は4両編成12本 計48両を奈良線・京都線・橿原線・天理線などに順次投入し、2025年度に大阪線・名古屋線・南大阪線にも投入を予定する。
【取材協力:近畿日本鉄道】