阪急電鉄と日立製作所は、「阪急電鉄2300系座席指定サービス『PRiVACE』用車両」が2024年度のグッドデザイン賞を受賞したことを発表した。
「2300系座席指定サービス『PRiVACE』用車両」は、阪急電鉄と日立製作所が共同で製造した車両で、7月21日より運行を開始した。
阪急らしさにこだわりながら上質感を高めたことや、快適性とプライベート感の両立を実現したことが評価されたという。
審査員は、『日本の大都市における通勤ラッシュ時の鉄道混雑は、世界的に有名であるらしい。「それでも今日はゆったりと移動したい」というニーズに応えた車両デザインは秀逸である。焦げ茶色(マルーンカラー)を基調とし、高級感とプライベート感を絶妙に演出している。まるで大正モダンな喫茶店の落ち着きを、通勤電車内で体験できるような空間である。しかもこの快適さを500円から享受できることは驚きだ。自分へのプチご褒美として、ぜひ活用したい。』とコメントした。