西武鉄道は、「西武秩父線開通55周年記念車両」を11月11日から運行を開始することを発表した。
電気機関車「E851形」は、秩父地方のシンボルである武甲山から産出された石灰石を原料とするセメントの輸送も目的の一つに建設され、開業と同時に登場。東横瀬(貨物駅)~芦ヶ久保駅間の連続25‰を重連で1000tけん引できる民鉄最大級の機関車として活躍していた。
「西武秩父線開通55周年記念車両」は、西武秩父線開通55周年を記念し、4000系4017編成を電気機関車「E851形」を彷彿させるカラーリングのデザインに変更し運行するもの。西武秩父線・池袋線(飯能~吾野駅間)ほか、秩父鉄道直通運転実施区間(予定)で運行する。
【イメージ画像提供:西武鉄道】