【西日本旅客鉄道】特急「はるか」が山科駅まで延伸へ 山科駅の改良を発表、2029年度の供用開始を目指す

西日本旅客鉄道(JR西日本)は、山科駅の改良工事に着手することを発表した。

東海道本線(琵琶湖線)と湖西線、京都市営地下鉄東西線が乗り入れる山科駅。JR西日本はこれまで、京都市と連携し、京都駅一極集中の緩和に向けた取り組みを行っており、今回、山科駅を東の玄関口として利用してもらえるよう、改良工事に着手し、工事完成後は、京都駅発着となっている特急「はるか」の運転区間を山科駅発着に延伸する。

改良工事では、山科駅北側に12両編成対応のホームを1面新設するほか、構内配線を変更。現在の3番のりばの先は引上げ線とし、特急「はるか」の折り返し運転に対応する。

改良工事は、2025年度に着手し、2029年度の供用開始を目指すとしている。