【東京都交通局】志村車両検修場では2年ぶり!「都営フェスタ2025in三田線」に多くの鉄道ファンやファミリーが駆け付ける<Photo report>

東京都交通局は、「都営フェスタ2025in三田線」を11月15日に開催した。

「都営フェスタ」は、三田線志村車両検修場と浅草線馬込車両検修場を会場に毎年交互に開催しており、2025年は志村車両検修場で2年ぶりの開催となった。

東急電鉄や相模鉄道などと乗り入れを行っている都営三田線。どういった車両たちが見られるのか。普段は入ることのできない車両検修場での開催とあって、さっそく行ってきた。

車両撮影会のエリアは一般のエリアと親子でゆっくり記念撮影などが楽しめる二つのエリアが設けられた。車両撮影会では、都営三田線で活躍する「6300形」「6500形」、東急電鉄「3000系」が一堂に並ぶ姿を見られた。なかでも、行先表示は通常は見ることができないかもしれない表示も。各社の車両が揃った撮影会は親子連れや鉄道ファンで賑わう姿も見られた。
イベントでは、事前申込制のイベントとして小学生以下を対象とした、6500形の運転台見学、保守車両への試乗体験も行われた。運転台見学は、40組の募集に対し、1,383組の申込があり、倍率は約35倍にものぼったという。
6500形の運転台見学は、運転台の見学や本物の運転士に教わりながら体験を楽しむ様子が見られた。
保守車両への試乗体験は、線路の保守作業に使用する車両に親子などで試乗し、実際に構内の線路を短い時間ではあったが試乗する様子を見られた。
車両工場内では、部品の展示や、ドアの開閉操作体験なども実施されたほか、整備中の6500形も見ることができた。

また、イベントには都営交通のキャラクター「とあらん」「みんくる」、東京メトロのキャラクター「メトポン」、小田急電鉄 子育て応援マスコットキャラクター「もころん」、東京臨海高速鉄道 りんかい線イメージキャラクター「りんかる」が駆け付け、キャラクターグリーティングが行われました。

当日は天気に恵まれ秋晴れのなか、入場制限を行うことなく開催、車両撮影会などワクワクするイベントが多くあり、とても楽しい一日となった。2026年に開催される「都営フェスタ」も今から待ち遠しい。

【取材協力:東京都交通局】