【近畿日本鉄道】新型一般車両「8A系」のローレル賞授賞式を開催<Photo report>

近畿日本鉄道は、新型一般車両「8A系」が鉄道友の会が選定する2025年ローレル賞を受賞、『新型一般車両「8A系」』のローレル賞授賞式を大阪上本町駅において11月16日に開催した。

新型一般車両「8A系」は、これまでに奈良線・京都線を中心に21編成(84両)が導入され活躍している。

鉄道友の会、近畿日本鉄道の関係者が出席し開催された授賞式では、佐伯洋 鉄道友の会会長から原恭 近畿日本鉄道代表取締役社長へ表彰状を授与。
最明仁 鉄道友の会副会長から福嶌博 近畿日本鉄道取締役常務執行役員へ記念盾を授与、くす玉開披を執り行った。
また、12時25分過ぎには7番線に試運転中と思われる新型一般車両「1A系」の回送列車が入線し、今回ローレル賞を受賞した「8A系」と並ぶという貴重な瞬間を目にすることができた。
新型一般車両「8A系」の記念列車の出発式を執り行われ、授賞式の登壇者による記念撮影が行われた後、中島勝司 近畿日本鉄道大阪上本町駅長が出発合図を送り、12時49分、記念列車は出発した。

ローレル賞は1961年に選定され、性能・デザイン・製造企画・運用などの諸点に卓越したものがあると鉄道友の会選考員会が認めた車両に与えられる。

近畿日本鉄道は、1987年の7000系、1998年の5800系、2001年の3220系・5820系・9020系、2010年の22600系に次いで5度目の受賞で、『友の会会員による投票において支持率が高く、また、近畿日本鉄道の次世代を担う一般形車両として、極めて高い運用の汎用性、柔軟性と高レベルな客室サービスを実現しつつ、新たな標準化を目指した車両』等が評価され、今回の受賞につながった。

【画像提供:近畿日本鉄道】