【京浜急行電鉄】初めてトイレや全座席にコンセントを設置した新造車両を4両編成2本を導入

京浜急行電鉄は、座席指定列車や貸切イベント列車などの運用に対応する車内設備を一新した新造車両を4両編成を2本の計8両導入、2021年春から順次営業運転を開始する。

新造車両は座席指定列車や貸切イベント列車に対応できるようロングシートからクロスシートに切替可能な自動回転式座席を採用し、座席幅もウィング号等で使用している2100形より10ミリ拡幅した京急車両の中で一番広い座席を提供する。

座席シート地は「三浦半島の旅」を想起する波をイメージしたデザインにする。

初めてバリアフリー対応の洋式トイレを2号車、男性用トイレを3号車に設置、全座席にコンセントを設置、防犯や迷惑行為等の防止を目的に防犯カメラを各車両3台設置する。

2.3号車にフリースペースを設置、1.4号車に車いすスペースを設置する。

乗務員室後方にクロスシートを設置、廃止となった前面展望席を復活する。

新型コロナウイルス等に対する抗ウイルス効果が確認された抗菌・抗ウイルス座席シート地を採用し、冬季の暖房と外気導入空調による換気を両立し、車内換気を維持しつつ、安心・快適な車内環境を提供する。

【画像提供:京浜急行電鉄 (画像:2020年12月.2021年1月現在製作中)】