【小湊鐵道】今春デビューする新規導入のキハ40車両の話題

小湊鐵道は、東日本旅客鉄道(JR東日本)から譲渡された新規に導入するキハ40車両を今春デビューする定期運行前に小湊鐵道五井機関区において取材した。

元キハ40 2026はキハ40 2となり、東日本旅客鉄道(JR東日本)で「東北地域本社色」と呼ばれるカラー(グリーンとアイボリー)の外装。

元キハ40 2021はキハ40 1となり、小湊鐵道カラー(ファイアーオレンジとモーンアイボリー)の外装。

定期運行前に先駆けてキハ40 2により夜行運転の乗車を体験するツアーを実施、大型連休後には5月の金曜日土曜日にも追加開催を発表した。「さと山」号のヘッドマークを掲出して運転する。

キハ40 2の車内。

乗降口の案内表示に社名表示している。

キハ40 1は所属基地表記が「小コイ」。

五井機関区には蒸気機関車 1号・2号・B104号が保存されている。

1号・2号は六輪連結十輪タンク機関車(C型タンク車)で1924年(大正13年)に翌年の開業に向けてアメリカから輸入したもの。

B104号は四輪連結十輪タンク機関車(B型機関車)でイギリスのベイヤーピーコック社が1894年(明治27年に製造したものを当時の日本鉄道が輸入し、宇都宮機関区、千葉機関区などで使用していた。1946年(昭和21年)に当時の国鉄から払い下げを受け、1950年(昭和25年)まで使用していた。

五井駅東口の小湊鐡道本社敷地内に直営によるカフェスペースが併設された待合室「こみなと待合室」からも車両を見ることができる。

【取材協力:小湊鐵道】