【多摩都市モノレール】多摩モノレールの延伸に向け、軌道事業特許を申請 2030年代半ばの開業を目指す

多摩都市モノレールは、多摩モノレール延伸(上北台~箱根ヶ崎)について、軌道法に基づく特許を国土交通大臣に申請したことを発表した。

申請した延伸区間は、既存開業終点駅のある東大和市から武蔵村山市を経由し、JR箱根ケ崎駅のある西多摩郡瑞穂町に至る延長約7.0kmの計画となっており、現在、都市計画手続等が並行して行われている。

モノレール施設の建設は、建設費として東京都が担うインフラ部(支柱、桁、駅舎等の骨格を形成する構造部分等)として約900億円(税込)、多摩都市モノレールが担うインフラ外部(車両、電車線、券売機等の運行・経営に必要となる部分等)を約358億円、総額約1,290億円を見込む。

モノレール延伸は、東京都の「『未来の東京』戦略version up 2024」に掲げる「都心・多摩の鉄道ネットワークの強化」の一環として位置づけられており、東京都と連携して、2030年代半ばの開業を目指すとしている。