「新京成」としては最後の開催に 『新京成サンクスフェスタ2024inくぬぎ山』に多くの鉄道ファンやファミリーが駆け付ける<Photo report>

新京成電鉄は、『新京成サンクスフェスタ2024inくぬぎ山』を11月16日に開催した。

『新京成サンクスフェスタ』は、日頃の利用に感謝の意を込め、より親しんでもらうことを目的に年に1度開催しており、2024年で28回目を迎えた。

イベントは、事前申込制として午前の部、午後の部の2部を開催し、約6,000名を招待。会場には、新京成線で活躍する、「80000形」「N800形」「8900形」「8800形」のほか、千葉線直通色の復刻塗装電車「8800形」が「全車種ラインナップ展示会」に集合。また、78年間の思う出の写真で装飾し、11月8日から運行を開始した「マイメモリーズトレイン」が展示されたほか、過去に活躍した「しんちゃん電車」や「800形」の記念撮影のコーナーも。
「8800形」で使用されていたという「ドア開閉操作体験」、台車の真下を通って台車の仕組みを裏側から見られる「8800+100形台車展示」、レールや枕木を運搬するために夜間しか走行しないモーターカーのに体験乗車できるコーナーなど、見て・近づいて・学ぶコーナーなどを実施した。

新京成電鉄は、2025年4月に京成電鉄との合併を控えることから「新京成」としてのイベントは2024年で最後となる。その最後とされるイベントには、新京成線の沿線住民や新京成のファンであるファミリーやこどもたち、鉄道ファンで賑わう姿が見られたイベントだった。

【取材協力:新京成電鉄】