大井川鐵道は、4月7日にダイヤ改正を実施することを発表した。
主な改正の内容として、SL急行列車の始発駅を金谷駅に変更するほか、家山止まりのSL急行列車を川根温泉笹間渡駅まで運転区間を変更するほか、普通電車の利便性を向上させる。
■SL急行「かわね路号」・「南アルプス号」
SL急行「かわね路号」・「南アルプス号」は、運転区間と運転時刻を変更。下り方面のSL急行列車はJR東海道線との接続駅である金谷始発となり、33往復すべての
SL 急行列車が川根温泉笹間渡まで乗り入れる。2011年10月以来 SL急行列車は新金谷発着で運転、JR線をの利用者は金谷↔新金谷間の接続電車での乗り換えが必要となっていた。今回実施のダイヤ改正では、すべての下り方面のSL急行列車の始発駅をJR東海道線と接続する金谷に変更することで、新金谷での乗り換えが不要となり、東海道新幹線・東海道線SL急行列車との接続を改善。また、運転区間を金谷↔川根温泉笹間渡に拡大することで、JR東海道線・東海道新幹線と川根温泉エリアへのアクセスを向上させる。
