一畑電車は、新造車両「デハ8000系」について3月9日から運行を開始することを発表した。
8年ぶりに導入される新型車両は、8年前に導入した7000系を基本モデルとしており、20メートル級片側2扉のステンレス車体とし、車内はボックスシートを廃止。ロングシートとクロスシートの転換が可能な「デュアルシート」を一部で採用した。定員はロングシート時は123人、デュアルシート時は120人(座席定員55人)に。床、化粧板、座席モケットの色・柄等は落ち着いた配色に変更した。また、ステンレス車体の特性を活かすため、車体外板のラッピングは廃止し、車体下部にオレンジ色のラインのみを施している。
「デハ8000系」は、3月9日に運行を開始し、その後は2025年度に1両、2026年度に2両の導入を予定する。
なお、運行開始日の3月9日は、お披露目式典と試乗会が開催されるため、一般の利用者は参加できませんとしている。また、通常の運用は3月11日からを予定する。
【画像:一畑電車】