東海旅客鉄道(JR東海)は、東海道新幹線に「半個室」タイプの上級クラス座席を導入することを発表した。


東海道新幹線N700S車両の一部の10号車 グリーン車の一部に設置するもので、座席がレッグレスト付きのリクライニングシートに代え、大型バックシェルタイプの座席を6席設置し、通路と座席の間には出入り用の鍵付き扉を設け、高いプライベート感を確保する。また、前後の座席の間に壁はなく、座席を転換可能な仕様とすることで対面での利用もできるようにする。そのほか、半個室タイプ専用のWi-Fi環境や荷物スペースを整備する。


サービス開始時期は、2027年度中を予定し、設備仕様やサービス内容、座席名称、運転区間や価格などの詳細については今後順次お知らせするとしている。
導入車両は、N700S車両の一部で、1編成に2室を導入するとしている。東海道新幹線の個室導入は、2026年度中を予定し、設備仕様やサービス内容、運転区間、価格などの詳細については、今後順次お知らせするとしている。
また、個室タイプの座席については、発表当初は2026年度中のサービス提供開始としていたが、JR東海は「2026年秋のサービス開始を予定」と併せて発表した。
※画像はイメージ※
【個室イメージ画像:JR東海プレスリリース】