【北海道旅客鉄道】「SL冬の湿原号」が運転を開始

北海道旅客鉄道(JR北海道)は、「SL冬の湿原号」を1月23日より運転を開始した。

毎年、運転開始日には出発式を開催するが新型コロナウイルス感染症による首都圏の緊急事態宣言や全国的に感染者数が増加している状況を鑑みて、今年度の出発式は中止となった。

運転日は1月23日・24日・30日・31日、2月5日~14日・19日~23日・27日・28日。釧路~標茶間を1日1往復する。

例年、指定席の発売と同時に満席になることが多く、人気の観光列車「SL冬の湿原号」は全号車ボックス席のテーブル上に「クリアパーテーション」を設置し、車内の客室とデッキの仕切戸を開放、2号車販売カウンターに消毒液を設置、販売スタッフのマスクやゴム手袋等の着用や体温、体調などの確認に定期的な「手・指」の消毒など新型コロナウイルス感染症対策を実施している。

C11形17号機が客車5両をけん引し、標茶駅に到着後、転車台はないため、SLの入換作業を行い、復路はSLは後ろ向きにて運転する。

【画像:タンセン氏提供】