銚子電気鉄道は、「観光列車」としての改修を進めていた22000形第2編成を、3月1日、メディア関係者向けに公開した。
News TRAINS編集部は、22000形観光列車のお披露目の様子をお届けします。
22000形観光列車の運行開始に先立ち、仲ノ町駅構内で出発式を執り行った。



竹本社長は、「銚電のフラッグシップとして観光改造を施し、乗って楽しい日本一のエンタメ鉄道をめざす銚子電鉄にふさわしい、わくわく感に満ちた車両に仕上がっています。改造に際し、南海電鉄の加太線や、当社と姉妹鉄道の契りを交わしている和歌山電鐵の車両を参考にしました。この車両がたくさんのお客様を乗せて、ゆっくりと、力強く、末永く走り続けることを願います」と話した。また、出発式の後に行われた体験乗車会では、You Tuber リンリンさんに委嘱状交付式も行われた。
■22000形とは

■愛称は

■22000形観光列車「次郎右衛門」の外装

■22000形観光列車「次郎右衛門」の車内
車内は、社員がたくさんのアイデアを出し合い、良いものを取り入れたという。ひまわりや魚のデザインのなかには隠れキャラ的なデザインも。銚子電鉄の担当者は、「これから鉄道の良さを知ってもらうのに、手作り感が必要だと思うので、その想いを特に地域の方に伝えていかなければならないので、その想いを大切にしています」と話した。
2両ともロングシートを採用しているが、乗務員室後方には前面展望が可能な座席を各車両2ずつ配置した。
●銚子方の車両










22000形観光列車「次郎右衛門」の運行開始予定時期は、4月1日を見込んでいる。通常ダイヤの中で運行する予定としている。
【取材協力:銚子電気鉄道・南海電気鉄道】