小田急電鉄は、4月15日より特急ロマンスカー全編成の3号車を「ロマンスカー子育て応援車」として位置付け、運用を開始することを発表した。
小田急電鉄では、2021年11月より、子育てしやすい沿線づくりを進めるための指針「子育て応援ポリシー」を掲げ、小児IC運賃の全区間一律50円化(低廉化)や、通勤車へ「小田急の子育て応援車」を導入するなど、こどもの成長に寄り添う鉄道会社ならではの取り組みを進めてきた。
今回の施策は、この取り組みの一環として実施するもの。子ども連れでも周囲に気兼ねなく利用できるよう3号車を「ロマンスカー子育て応援車」とする。

客室扉脇には、小田急電鉄の子育て応援マスコットキャラクター「もころん」のステッカーを掲出、座席には「もころん」が刺しゅうされた専用のヘッドレストカバーを設え、子育て応援車であることを明確にするとしている。


対象列車は、新宿駅を11時から16時59分までに出発する列車、11時から17時59分までに到着する列車。小田急線と箱根登山線のみの運用となり、その他の路線では対象外となる。
また、小田急電鉄では、「ロマンスカー子育て応援車」の運用開始にあわせ『はろもこ!ロマンスカーの子育て応援車に乗っておでかけキャンペーン』を4月15日から5月6日まで開催。キャンペーン期間中、「ロマンスカー子育て応援車」を利用しアンケート回答することで、抽選でもころんグッズをプレゼントする。