【北海道旅客鉄道】新たな観光列車「赤い星」「青い星」の運行開始時期が変更に 「ノロッコ号」は2026年度に限り運行を継続

北海道旅客鉄道(JR北海道)は、新たな観光列車の運行プロジェクト「スタートレイン計画」として導入を予定していた観光列車「赤い星」「青い星」について、運行開始時期を変更することを発表した。

「赤い星」「青い星」は、キハ143形を改造して導入する観光列車。観光列車「赤い星」は2026年4月下旬、「青い星」は2026年6月より運行を開始する予定としていた。
しかし、キハ143形の車体自体は経年40年を超え、改造に際し通常の定期検査では取り外さない内装材の内側を確認したところ、想定以上の腐食や歪みが発覚したという。当初想定以上に補修に時間が必要なことから、運行開始時期を変更することを決めたという。

JR北海道は、「『豪華』で『上質』な観光列車としてご提供」するため、通常の修繕より手をかけて車体を仕上げているとしている。

また、「赤い星」「青い星」の導入に伴い、2025年度をもって運行を終了するとしていた「ノロッコ号」について、2026年度年度に限り運行を継続することについても、あわせて発表した。2026年度の運行計画については、決まり次第お知らせするとしている。

【「赤い星」「青い星」画像提供:北海道旅客鉄道(JR北海道)】