東急電鉄、一日限りの特別企画列車「のるるんグリーンパーク」を運行 車内は植物などの緑の装飾を施した「街を走る公園」をイメージ<report>

東急と東急電鉄は、東京都が推進する緑のプロジェクト「東京グリーンビズ」と連携し、世田谷線300系(アップルグリーン)の車内を緑化装飾した特別列車「のるるんグリーンパーク」を1日限りで11月9日に運行した。

イベントは、東急電鉄が沿線の駅前の花壇整備などの緑化活動を地域と連携して積極的に実施、2025年に開通100周年を迎えた世田谷線で行われた。

車両内装は、「東京グリーンビズ」がスローガンに掲げる「~100年先を見据えた、“みどりと生きるまちづくり”~」をテーマに、電車を「街を走る公園」に見立て緑化装飾が施された。
車内には緑が溢れ、まるで公園にいるような空間に。「東急線キャラクター のるるん」の車内ステッカーを掲出し、まるで一緒に公園で遊びながら移動しているかのような非日常体験が演出された。
運行開始に先立ち、特別企画列車「のるるんグリーンパーク」がお披露目され、記念セレモニーを執り行われた。セレモニーには、小池百合子 東京都知事、飯島祥夫 世田谷線開通100周年記念事業実行委員会委員長、野本弘文 東急グループ 東急株式会社 代表取締役会長、中村雄治 東急電鉄世田谷線管区区長、東急線キャラクター「のるるん」が出席し、テープカットが執り行われたほか、中村雄治 東急電鉄世田谷線管区区長により特別企画列車「のるるんグリーンパーク」に出発合図が送られあと、小池百合子 東京都知事らは特別企画列車「のるるんグリーンパーク」を視察した。

また、同日には特別企画列車「のるるんグリーンパーク」乗車イベントを開催、抽選で招待された小中学生ら45組90名が三軒茶屋―下高井戸間の乗車を楽しんだ。

■「東京グリーンビズ」プロジェクトとは
「東京グリーンビズ」は、東京都が「自然と調和した持続可能な都市」を目指し、都民や企業など様々な人とともに、東京の緑を「まもる」「育てる」「活かす」取組を進める、100年先を見据えた緑のプロジェクト

【画像提供:東急電鉄】